皮膚筋炎の症状と治療法

皮膚および筋肉を主な病変の場とする「皮膚筋炎」は、未だ原因がわかっていない病気です。身体に異常を感じたら、すぐに診察を受けましょう。



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皮膚筋炎の症状と治療法

皮膚筋炎に気づいたら


「生命予後」 悪性腫瘍、感染症、心肺合併症(物ののみ込み(嚥下(えんげ))運動の障害による誤嚥性(ごえんせい)肺炎、呼吸筋障害による呼吸不全、心筋障害による心不全など)により左右されます。悪性腫瘍の合併のない場合は、5年生存率90%、10年生存率80%と生命予後は比較的良好です。しかし、その経過は個々の患者さんで異なります。


現在の最大の問題は、急激に進行し、呼吸困難を来す「急速進行性間質性(かんしつせい)肺炎」です。生命に関わる合併症ですが、その原因は不明で、治療法も確立されていません。


「多発性筋炎、皮膚筋炎に気づいたらどうする」@受診する診療科は、PM/DMは筋肉ばかりでなく、他の臓器も障害されることがあり、どの診療科が最適と簡単には決められません。一般に、膠原病・自己免疫疾患のひとつとしてリウマチ(膠原病・免疫)内科、筋肉の病気として神経内科、皮膚症状(発疹)を中心に皮膚科を受診される患者さんが大多数です。障害された臓器を中心に全身を総合的に診療できる専門医に診てもらうことが重要です。


「生活での注意」病気を悪化させるきっかけは心身のストレス(DMでの紫外線曝露(ばくろ)など)といわれています。規則正しい生活、十分な安静・休養をとるよう心がけてください。とくに、間質性肺炎などを合併している患者さんは、かぜなどの感染症が病気を増悪させてしまうことがあります。手洗い、うがいを励行してください。


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